CPU(プロセッサー)

▼ CPU(プロセッサー)って何?
▼ Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)
▼ IntelのCPU(プロセッサー)の種類と性能
▼ AMDのCPU(プロセッサー)の種類と性能
▼ CPU(プロセッサー)のスペック表の読み方

CPU(プロセッサー)って何?

パソコンを購入する時、スペックで特に重要視される項目のひとつが「CPUですよね。

※CPU…Central Processing Unit(セントラル・プロセッシング・ユニット)の略。日本語では中央処理装置と呼ばれる。
PCメーカーや販売店によっては「プロセッサーと表記している場合もあって、家電量販店の店員さんから『このパソコン、”Core i7”搭載ですよ!!』なんて謳い文句で勧められたりした経験がある方も多いと思いますが、それがCPU(プロセッサー)のことなんです。

CPUとは、パソコンのあらゆる計算や制御・命令などを行っているパーツです。
人間で言う“脳みそ”の役割を果たしているため、PCの性能の良し悪しに直結する非常に重要なパーツになるんです。

そのため、高性能なプロセッサーを搭載しているPCの方がより良いとされていますが、性能が高くなるにつれて価格もお高くなってきます。(他のパーツのスペックが同じでも、プロセッサーが違うだけで万単位で金額が変わることも…!)
ただ、今は技術が進歩したことによってCPUの性能は全体的に底上げされているので、正直なところ一般的な用途(インターネットや資料作成など)であったら比較的安価なプロセッサーでも十分事足りることが多いです。

オンラインゲームをプレイする方やクリエイターさんなど、PCに大きな負荷のかかる処理を行わないなら、プロセッサーについてあまり神経質になる必要はないと思いますよ!

Intel(インテル)とAMD(エーエムディー)

プロセッサーは製造メーカーによって「Intel(インテル)」「AMD(エー・エム・ディー)」の2種類に大きく分けられます。

しかし、率直に言って今は「Intel」の方が主流になっていまして、「AMD」はシェアのみならず、性能的にも少し劣っているとされている風潮があります。
もちろん「AMD」にも良い点はあるんですが、一般的な用途(インターネットやメール、文書作成など)であったり、パソコン初心者さんであったりするなら、管理人は「Intel」のプロセッサーをオススメします!

そうは言っても、「Intel」と「AMD」のプロセッサーにはどんな違いがあるのか知りたい方もいらっしゃると思うので、下記に世間の一般的な評価をまとめてみました。
  Intel AMD
ロゴ Intel(インテル) AMD(エーエムディー)
性能(処理能力) 性能の高さはIntelに軍配が! Intelの性能に追いつけてない印象…
内蔵GPU※ グラフィックはちょっと劣る…かな? グラフィックならAMDが優れてる!
価格(コスパ) 高性能で高価格な製品が多い そこそこの性能だけど低価格!
シェア 世界的にも日本でも圧倒的にIntel! 正直AMDは少ないです…
※内蔵GPU…CPUに内蔵されているグラフィック機能のことで、オンボードグラフィックとも呼ばれる。グラフィックカードを搭載していないPCでもモニターに映像や画像を表示できるのは、この機能のおかげ。

上の表を見てもらえれば分かると思いますが、高性能・高価格な「Intel」中性能・低価格だけど内蔵GPUは優秀な「AMD」というのが、多く聞かれる意見です。
とは言っても、両者の違いは超マニアックなパソコンオタクでもない限り、実感出来ないというのが正直なところ。
そのため、どちらでも良いという意見も少なからずあるのですが、IntelのCPUは世界的に広く普及し、多くの人に使用されているので、製品に対する信頼性や安心感が高いことも魅力のひとつです。

多くの人に使用されているということは、何か不具合や問題が発生した場合でも、それだけ対処法が多く見出されていることになるので、やっぱり私はIntelの方をオススメしたいところですね…。

IntelのCPU(プロセッサー)の種類と性能

■Core i7?Celeron? CPUの種類(ブランド)って?

さて、IntelのCPUの中でも、性能の違いによっていくつか種類(ブランド)があります。

たぶん一度は「Core i7」とか「Core i5」というような単語を見たことがあると思うんですが、これがそうなんです。

現在主に見かけるIntelのCPUの種類は、下記の12種類です。
種類(ブランド) 主な用途 主に搭載されるPC 性能
Xeonシリーズ
(ジーオン)
Xeon E7 業務用 サーバー※1
ワークステーション※2
↑高い ↓低い
Xeon E5
Xeon E3
Core iシリーズ
(コア アイ)
Core i7 一般向け デスクトップPC
ノートPC
Core i5
Core i3
Pentium
(ペンティアム)
一体型デスクトップPC
ノートPC
Core Mシリーズ
(コア エム)
Core m7 ノートPC
タブレット
Core m5
Core m3
Celeron
(セレロン)
ノートPC
タブレット
(デスクトップPC)
Atom
(アトム)
タブレット
スマートフォン
(ノートPC)
※1サーバー…同じネットワーク上にある他のPCに対して、様々な機能やサービス、データなどを提供するPCのこと。
※2ワークステーション…CADやグラフィックデザイン、高度な技術計算や事務処理に特化した業務用の高性能PCのこと。


現在、IntelのCPUで主流になっているのは、サーバーやワークステーション向けの「Xeonシリーズ」、デスクトップPCや高性能ノートPC向けの「Core iシリーズ」、Core iシリーズの廉価版で主に一体型デスクトップPCに使用される「Pentium」、ノートPCやタブレット用にCore iシリーズを低電力化した「Core Mシリーズ」、タブレットや低性能ノートPC向けの「Celeron」、タブレットやスマートフォンなどの携帯端末向けの「Atom」があります。

この他にも「Core 2 Quad(コア ツー クワッド)」とか「Core 2 Duo(コア ツー デュオ)」などもありますが、こちらはもう古い型で、今はほとんど使われなくなってしまっているので覚えなくて大丈夫ですよ。

製品によっては必ずそうであるとは言えませんが、基本的には「Xeon > Core i > Pentium > Core M > Celeron > Atom」の順で性能が高いです。
PCを購入する際は、性能が低いものよりも高いCPUを搭載しているパソコンの方がもちろん良いです。
しかし、必要以上に高性能なCPUを搭載しているパソコンを購入して、お金をムダにしてしまっている…というケースも実は結構多いんです…。

なので、使用目的に応じてどの程度の性能のCPUが適しているのか、皆さんのパソコン購入時の目安となるように種類ごとにまとめてみました!
目的 デスクトップPC ノートPC タブレットPC
①インターネットサーフィンやメール、動画を楽しむ程度かな? Celeron Celeron
Core m3
Atom
②インターネットはもちろん、エクセルやワード、パワーポイントなどを使って書類作成をしたい。 Celeron
Pentium
Core i3
Core m5
Core m7
Core i3
Celeron
③スマホやデジカメで撮影した写真やムービーをたくさん保存したり鑑賞したい。
④音楽をたくさんダウンロードしたり、鑑賞したりしたい。
⑤フォトショップ、イラストレーター、その他イラストソフトを使って絵を描きたい! Core i5
Core i7
Core i5
Core i7
⑥ホームページの作成をする“WEBクリエイター”です!
⑦オンラインゲームをバリバリ楽しみたい! Core i7
⑧本格的に動画の編集やCGをしたい! Core i7
⑨CADやグラフィックデザイン、高度な計算や事務処理に特化した高性能マシン(ワークステーション)がほしい! Xeon E3
Xeon E5
Xeon E7
⑩自宅・自社でサーバーを組みたい!
表を見てもらえれば分かると思いますが、一般的な用途であればそんなに高いスペックはいらないんです!
とりあえず、クリエイターさんやゲーマーさん以外は「Core i3」を選択しておけば問題ないですよ~。

■第○世代? プロセッサーナンバーってなんだ?

IntelのCPUは、「Core i7-6700」とか「Core i3-6100」などというように、ブランド名の後に3~4ケタの数字を表記して製品をさらに細分化し、性能や機能の違いを表しています。

この数字をIntelでは「プロセッサーナンバー」といい、同じ種類(ブランド)のCPUでも、プロセッサーナンバーがより大きい方のモデルが性能が高いということになります。

また、「Core iシリーズ」と「Core Mシリーズ」については、プロセッサーナンバーの数字によって「第○世代」と呼び名が付けられているんです。
世代 型番の例 解説
第1世代 Core i○-××× プロセッサーナンバーが3桁で表されているCore iシリーズ初代。主に2008~2011年かけて販売された。Nehalem(ネハレム)世代とも言う。
第2世代 Core i○-2××× プロセッサーナンバーが2000番台のCore iシリーズ2代目。2011年1月9日に発売された。Sandy-bridge(サンディーブリッジ)世代とも。
第3世代 Core i○-3××× プロセッサーナンバーが3000番台のCore iシリーズ3代目。2012年4月29日に発売された。Ivy-bridge(アイビーブリッジ)世代とも。
第4世代 Core i○-4××× プロセッサーナンバーが4000番台のCore iシリーズ4代目。2013年6月2日に発売された。Haswell(ハズウェル)世代とも。
第5世代 Core i○-5×××
Core M-5×××
5000番台のCore iシリーズ5代目。Core Mシリーズはここで初登場。2015年6月18日に発売された。Broadwell(ブロードウェル)世代とも。
第6世代 Core i○-6×××
Core m○-6×××
6000番台のCore iシリーズ6代目。2015年8月7日に発売された。Core Mシリーズは小文字のmと数字を組み合わせる表記へ変更。Skylake(スカイレイク)世代とも。
第7世代 Core i○-7×××
Core m○-7×××
7000番台のCore iシリーズ7代目。最新のモデルではないが、2018年現在もまだまだ現役。Core Mシリーズも第6世代と同様に登場。2016年9月13日発売。Kaby Lake(ケイビーレイク)世代とも。
第8世代 Core i○-8××× 8000番台のCore iシリーズ8代目で、最新のプロセッサー。2017年11月2日に発売。Coffee Lake(コーヒーレイク)世代とも。
同じ種類(ブランド)のプロセッサーでも、第1世代と第7世代じゃ性能に大きな差があります!
PCを購入する時は必ずプロセッサーナンバーまでチェックして、なるべく最新のプロセッサーを搭載しているモデルを選びましょう!

■プロセッサーの型番に付いてるアルファベットって何なの?

IntelのCPUには「Core i7-6700K」とか「Celeron-G3920」というように、プロセッサーナンバーに特定のアルファベットが付いている場合があります。

プロセッサーナンバーのお尻についているアルファベットのことをサフィックス、頭についているアルファベットのことをプレフィックスというのですが、これらにはそれぞれ意味があるので、よく見られるアルファベットとその意味を下記にまとめてみました。

デスクトップPC向けのCPU(プロセッサー)

記号 意味
無印 Core i7-6700 標準的な設計の通常版CPU。パソコンにおいてマニアックなこだわりなどない限り、この無印のCPUで十分です。
K Core i7-6700K クロック数の最大倍率を自由に変更できる「オーバークロック」という機能が使えるモデル。これによって実力以上の性能を発揮することができますが、大きな負荷がかかるので詳しくない方はやらない方が無難です…。
X
(EE)
Core i7-6950X
(Core i7-975EE)
IntelのCPUの中でも最上級のモデルで、高性能・高価格。Extreme Editionの略で、以前はEEと表記されていました。「K」と同様にオーバークロックすることが可能です。
S Core i7-4770S 無印のCPUを省電力化したモデルのこと。“低電圧版”と呼ばれ、性能は少し落ちますが発熱や消費電力が抑えられます。第5世代以降は見かけなくなりました。
T Core i3-6100T 「S」よりもさらに省電力になったCPUで、第6世代以降からはこちらが主流になりました。“超低電圧版”と呼ばれています。
C Core i7-5775C 第5世代のCPUのみに使用されているサフィックス。「K」と同じくオーバークロックの機能が搭載され、内蔵GPU(オンボードグラフィック)の機能も強化されています。
R Core i7-5775R CPUの内蔵GPUが通常版よりも強化されているモデル。
【例】他のモデルの内蔵GPU「Intel HD Graphics ○○」→末尾がRのモデルの内蔵GPU「Intel Iris Pro ○○」
P Core i5-2380P CPUに内蔵GPUが搭載されていないモデルのこと。そのためこのCPUを搭載したPCには、必ずグラフィックカードが必要になります。あまり見かけない珍しいタイプ。
G Celeron-G3920
Pentium-G4500
「Pentium」か「Celeron」のCPUにのみ使用されているプレフィックスで、内蔵GPUを搭載していることを示しています。他のブランドのCPUには内蔵GPUが搭載されていても「G」と表記されることはありません。

モバイルPC向けのCPU(プロセッサー)

記号 意味
M Core i7-4600M 「モバイル向け」という意味を示しているサフィックス。第4世代までは見かけましたが、第5世代以降にこの表記のCPUは発売されていません。
QM Core i7-3820QM 「Q」は4つのプロセッサコアを搭載する「クアッドコア」を採用したモデルのことで、そこに「M」を付けてモバイル用だという意味を表しています。高性能CPUの「Core i7」にのみ表記されるものでしたが、第4世代以降は見かけなくなりました。
MQ Core i7-4900MQ 「QM」の代わりに、クアッドコア採用のモバイル向けCPUに表記されるようになったサフィックス。しかし、第4世代のみの登場で終わり、第5世代からは使用されていません。
HQ Core i7-6700HQ 「QM」の性能に「VT-d(バーチャライゼーション・テクノロジー)」という、1台のPCで複数のOSを動かすことができる機能が追加されたモデル。第4世代から登場し、現在の主流になりました。
XM Core i7-3920XM Intelのモバイル用CPUの中で最上級のモデルのことで、高性能・高価格な製品です。しかし、第4世代からは使用されなくなりました。
MX Core i7-4930MX 「XM」の代わりに使用されるようになったサフィックスで、モバイル用の最上級モデルであることを示しています。しかし、第4世代のみの使用で終わり、第5世代からは登場していません。
HK Core i7-6820HK モバイル向けCPUで初めて「オーバークロック」対応になったモデル。超高性能なゲーミングノートPCに搭載されることが多い。
U Core i7-7500U ウルトラブック(薄型・軽量のモバイルノートパソコン)用に開発された「超低消費電力」なモデル。発熱と消費電力を抑えた分、性能も低めです。
Y Core i7-7Y75
Core i5-4300Y
「U」よりもさらに消費電力と発熱量を低くした、ウルトラブック用の「極低消費電力」と呼ばれるモデル。その分、性能もさらに低くなります。
さて、ここまで長ったらしい解説になりましたが、IntelのCPUについて理解して頂けましたでしょうか…?

IntelのCPUを購入する時は、①種類(ブランド)②プロセッサーナンバー③アルファベットの3つを確認していけばOKですよ!

AMDのCPU(プロセッサー)の種類と性能

続いて、AMDのCPUについて解説をしていきましょう!
Intelと同じように、AMDでも性能の違いによっていくつか種類(ブランド)があります。
その種類の中でも、AMDのCPUは、内臓GPU(オンボードグラフィック)が搭載されている製品と、搭載されていない製品の2種類に大別されます。

AMDでは、内蔵GPUを搭載していないプロセッサーのことを、Intelと同様に「CPU」と呼んでいますが、内臓GPUを搭載しているプロセッサーに関しては「APU(Accelerated Processing Units の略)」という独自の名称で呼んでいます。

現在、主に流通しているAMDの「CPU」と「APU」には、下記の種類が挙げられます。

CPU(内臓GPU非搭載プロセッサー)

種類(ブランド) 主な用途 主に搭載されるPC 性能
Opteron
(オプテロン)
業務用 サーバー
ワークステーション
↑高い ↓低い
Ryzen
(ライゼン)
一般向け デスクトップPC
FX
(エフエックス)
デスクトップPC
Athlon X4
(アスロン エックスフォー)
デスクトップPC

APU(内蔵GPU搭載プロセッサー)

種類(ブランド) 主な用途 主に搭載されるPC 性能
Ryzen
(ライゼン)
 
7 一般向け デスクトップPC
ノートPC
↑高い ↓低い
5
3
FX
(エフエックス)
Aシリーズ A12
A10※
A9
A8
A6
A4※
Eシリーズ E2 ノートPC
(デスクトップPC)
E1※
Athlon
(アスロン)
デスクトップPC
Sempron
(センプロン)
デスクトップPC
※A10、A4、E1には、タブレットや2in1PC向けの「micro(マイクロ)シリーズ」という製品があります。(例)A10 Micro-6700T、A4 Micro-6400T、E1 Micro-6200T。

内蔵GPU非搭載のプロセッサー(CPU)には、サーバーやワークステーション向けの「Opteron」、高性能なデスクトップPC向けの「Ryzen」「FX」、中~低性能なデスクトップPC向けの「Athlon X4」など、主に4種類があります。

必ずしもそうとはいい切れませんが、基本的に性能は「Opteron > Ryzen > FX > Athlon X4」となっています。
また、この3種類のCPUには、必ずグラフィックカードが別途必要になるのでご注意ください。

内臓GPU搭載のプロセッサー(APU)には、高性能PC向けにGPUを搭載させた「Ryzen」「FX」、現在の主力でデスクトップPC・ノートPC向けの「Aシリーズ」、主にノートPC向けに低電力化した「Eシリーズ」、デスクトップPC向けに低電力化した「Athlon」、Athlonの一部の機能を制限して低価格化した「Sempron」など、主に6種類があります。

こちらも必ずとはいい切れませんが、基本的に性能は「Ryzen > FX > Aシリーズ > Eシリーズ > Athlon > Sempron」となっています。
AMDのプロセッサーには、上記以外にも「Phenom Ⅱ(フェノム ツー)」とか「Athlon X2(アスロン エックスツー)」とか「Turion X2(テュリオン エックスツー)」などなど…とにかく様々な種類がありますが、いずれも旧型のモデルのことなので、覚えなくてもOKですよ!

さて、使用目的に応じてどのくらいの性能のプロセッサーが適しているのか、AMDも目安となるようにまとめてみました!
下記を参考にしてみてください!
目的 デスクトップPC ノートPC タブレットPC
①インターネットサーフィンやメール、動画を楽しむ程度かな? Sempron
Athlon
E1
E2
E1 Micro
②インターネットはもちろん、エクセルやワード、パワーポイントなどを使って書類作成をしたい。 A4
A6
A4
A6
A8
A4 Micro
A10 Micro
③スマホやデジカメで撮影した写真やムービーをたくさん保存したり鑑賞したい。
④音楽をたくさんダウンロードしたり、鑑賞したりしたい。
⑤フォトショップ、イラストレーター、その他イラストソフトを使って絵を描きたい! A8
A10
A12
A9
A10
A12
⑥ホームページの作成をする“WEBクリエイター”です!
⑦オンラインゲームをバリバリ楽しみたい! A12
Athlon X4
FX
Ryzen
A12
FX
Ryzen
⑧本格的に動画の編集やCGをしたい! Athlon X4
FX
Ryzen
⑨CADやグラフィックデザイン、高度な計算や事務処理に特化した高性能マシン(ワークステーション)がほしい! Opteron
⑩自宅・自社でサーバーを組みたい!
AMDのプロセッサーの種類(ブランド)はIntelよりも複雑化しているので、ちょっと難しいかもしれませんね…。
とりあえず、クリエイターさんやゲーマーさん以外はAシリーズの「A4」か「A6」あたりを選択しておけば間違いないと思います!

■モデルナンバーってなに?

AMDのプロセッサーもIntelと同様に、「FX-9590」とか「A10-7800」というように、ブランド名の後に3~4ケタの数字を表記して製品を細分化し、性能や機能の違いを表しています。

AMDではこの数字を「モデルナンバー」と呼び、同じ種類(ブランド)のプロセッサーでも、モデルナンバーがより大きい方のモデルが性能が高いということになります。
(Intelではプロセッサーナンバーって呼んでましたね。)

また、AMDの「Aシリーズ」や「Eシリーズ」、「FX(ノート向けのみ)」も、Intelと同様にプロセッサーナンバーによって「第○世代」と呼んだりしているようです。
たぶんIntelのCoreシリーズの呼び方を真似て、ユーザーにわかりやすいようにしているんでしょうね。
世代 型番の例 解説
第1世代 A○-3××× モデルナンバーが3000番台で表されるAシリーズの初代。2011年7月3日に発売され、開発コードネームからこの世代のことをLlano(ラノ)とも呼ぶ。
第2世代 A○-5×××
A○-4×××M
デスクトップ向けのモデルは5000番台、ノート向けのモデルは4000番台+「M」で表されるAシリーズ2代目。2012年10月2日に発売され、Trinity(トリニティ)とも呼ばれる。
第3世代 A○-6×××
A○-5×××M
デスクトップ向けのモデルは6000番台、ノート向けのモデルは5000番台+「M」で表されるAシリーズ3代目。2013年6月5日に発売され、Richland(リッチランド)とも呼ばれる。
第4世代 A○-7×××
FX-7×××
(十の位が50以下)
7000番台のAシリーズ4代目。ノート向けのFXシリーズはこの世代から加わる。また、この世代からデスクトップ用とノート用で、頭のナンバーが統一されるようになった。2014年1月14日に発売され、Kaveri(カヴェリ)世代とも呼ぶ。
第5世代 A○-7×××
(十の位が60以上)
第4世代の改良型で、同じく7000番台を使用するAシリーズ5代目。デスクトップ用のみで、ノート用のモデルは販売されていない。第4世代はモデルナンバーの十の位が50以下であるのに対し、この世代は60以上で表されている。2015年5月28日発売。Godavari(ゴダヴァリ)世代とも。
第6世代 A○-8×××
FX-8×××
8000番台のAシリーズ6代目。ノート向けのFXシリーズも再び登場。ノート向けのモデルのみで、デスクトップ向けのモデルの発表はないとされている。2015年6月3日発表。Carrizo(キャリゾ、カリーゾ)世代とも。
第7世代 A○-9×××
FX-9×××
第6世代の改良型で、モデルナンバーが9000番台のAシリーズ7代目。2016年9月5日にメーカー向けに出荷を開始。すでにいくつかのメーカーから搭載PCが発売されている。Bristol Ridge(ブリストルリッジ)世代とも。
Intelと比べると、世代の数字とモデルナンバーの頭の数字が一致していないので、少々覚えにくいかもしれませんね…。

とは言え、基本的には最新の世代のモデルのほうが性能が高いということは、Intelと変わりありません。
PCを購入する時はなるべく最新のCPUを搭載しているものを選びましょう!

■AMDの型番に付いてるアルファベットの意味

AMDのプロセッサーにも「A10-7870K」とか「FX-9830P」というように、プロセッサーナンバーに特定のアルファベットが付いている場合があります。

このアルファベットにもそれぞれ意味があるので、下記にまとめてみましたよ。
記号 意味
無印 FX-9590 標準的な設計の通常版プロセッサー。パソコンにおいてマニアックなこだわりなどない限り、無印のプロセッサーで十分です。
K
(BE)
A10-7870K
(Phenom X4 9950 BE)
Intelと同様、クロック数の最大倍率を自由に変更できる「オーバークロック」という機能が使えるモデルのこと。以前はBE(Black Edition)と表記されていましたが、わかりやすいようにIntelと同じ表記にしたようです。
E
(e)
FX-8370E
(Phenom II X4 910e)
無印のプロセッサーを省電力化したモデルのことで、“低電圧版”と呼ばれています。性能は少し落ちますが発熱や消費電力が抑えられます。以前は小文字の「e」で表されていました。Intelの「S」と同じ意味ですね。
T A10-6700T 「E」よりもさらに省電力になったモデルのことで、“超低電圧版”と呼ばれています。Intelの「T」と同じ意味ですね。以前は6つのプロセッサコアを搭載する「ヘキサコア」を採用したモデルのことを示していました。
A4 Micro-6400T タブレットや2in1向けのモデルのことで、「Micro」の文字と必ずセットになっています。デスクトップ向けの「T」との違いは、これで見分けられます。
B A10 PRO-7850B 「AMD PRO Aシリーズ」という企業向けのモデルのこと。長時間・長期間の使用にも耐えられるよう最適化し、様々なOSやアプリケーションの検証も行われています。安全性・信頼性が高いので、ビジネスやITメーカーに最適とのこと。
P FX-9830P ノート向けに低電圧化されたプロセッサーの中で、性能が最上位クラスのモデルに付けられるアルファベット。TDP(発熱量)が35Wと、モバイル向けのモデルの中では比較的高い。
M A10-4600M ノート向けに低電圧化されたモデルのことで、第1~3世代まで使用されていたサフィックス。現在は使用されていません。
MX A8-3550MX ノート向けのモデルで、「M」よりもTDP(発熱量)が45Wと高いプロセッサーに付けられる。登場したのは第1世代のみで、それ以降は一度も使用されていません。
さて、AMDの解説も実に長ったらしくなってしまいましたが、ご理解いただけましたでしょうか…?

AMDのプロセッサーを購入する時もIntelと同様に、①種類(ブランド)②モデルーナンバー③アルファベットの3つを確認していけばOKですよ!

CPU(プロセッサー)のスペック表の読み方

さて、ここまでの知識があれば自分の用途に適したCPUを選ぶことが十分可能なのですが、よりCPUの知識を極めたいという方や自作PCに興味がある方向けに、CPUのスペック(性能)表の読み方を解説します!

IntelもAMDもスペック表の見方はほとんど同じなので、今回はインテルのCPU「Core i7-6700K」のスペック表を例にご説明いたします!気になる方はぜひ参考にしてみてください!

【例】Core i7-6700Kのスペック表

Core i7-6700K

コア

コアとは、CPUの中心部分で、実際に演算処理を行うところです。
CPUの"頭脳"と呼ばれるくらいかなり重要な部分で、昔は1つのプロセッサーに1つしか搭載されてませんでしたが、現在は複数搭載することが当たり前になっています。(複数のコアを搭載していることをマルチコアと言います。)
コアが複数あることで作業を分散して行えるので、処理が早くなります。なので、基本的にはコアの数が多ければ多いほど性能が高いとされています。
つまり、例に挙げた「Core i7-6700K」のCPUには、4つのコアが搭載されている、と読み取ることができますね!
ちなみに、コアを2つ搭載していることをデュアルコア、4つをクアッドコア、6つをヘキサコア、8つをオクタコア、10個をデカコア、12個をドデカコア、16個をヘキサデカコア、20個をイコサコアと呼びます。

スレッド

スレッドとは、「ハイパー・スレッディング・テクノロジー(HT)」という1つのコアで2つの作業を同時進行させることができる技術によって、擬似的にコアの数を倍増させた時の単位のことです。
つまり、コア数が4つならスレッドは8つになる、というわけですね。
同時に作業できる数は増えますが、1つのコアの性能自体は上がっていないので、処理速度が2倍速くなるというわけではありません。だいたい2~3割程度パフォーマンスが上がる、と考えてください。

クロック周波数(動作周波数)

クロック周波数(動作周波数)とは、簡単に言うとCPUの処理速度を表している数値のことで、CPUの性能を比較する際に1番わかりやすい目安となる項目です。
もうちょっと詳しく説明すると、CPUの中にある複数の回路が信号を送受信するタイミングを揃えてくれる信号のことを「クロック」と言い、この「クロック」が1秒間に何回発生するか、を表している数値なんです。
基本的に、クロック周波数の数値が高ければ高いほど処理速度が速いということになります。
単位は「GHz(ギガヘルツ)」。昔はGHzの1/1000の「MGz(メガヘルツ)」という単位も使われていましたが、今はCPUの性能が格段に上がったので、見かけなくなりました。
例に挙げた「Core i7-6700K」のクロック周波数は「4GHz」なので、「4GHz(ギガヘルツ)=4,000MHz(メガヘルツ)=4,000,000KHz(キロヘルツ)=4,000,000,000Hz(ヘルツ)」となり、1秒間に40億回も信号が送られていることになります。

TB(ターボ・ブースト・テクノロジー)

TBとは「ターボ・ブースト・テクノロジー」の略称で、CPUを定格のクロック周波数より自動的に高速化させる機能のことです。
これはインテルが独自に開発した機能で、もうちょっと分かりやすく説明すると、負荷が集中しているコアのクロック周波数を自動的に引き上げることで、処理速度をアップさせるという技術のことなんです。
このTBの機能を利用した際に叩き出すことができる最大のクロック周波数のことを「最大周波数」と言い、こちらも単位は「GHz(ギガヘルツ)」で表記されます。
《ターボ・ブースト・テクノロジーの種類と性能》

■Intel Turbo Boost Technology

第1世代のCore i シリーズのCPUに搭載された初代ターボ・ブースト・テクノロジー。TDP(熱設計電力)の上限を超えないように制御されつつ、クロック周波数を引き上げる。

■Intel Turbo Boost Technology 2.0

第2世代以降のCore iシリーズに搭載された2代目ターボ・ブースト・テクノロジー。CPUの温度が動作上限に達するまでの短時間だけTDPの上限を超えても動作させることで、さらに処理能力をアップさせた。しかし、負担が掛かっているコアの数が増えるに従って、クロック周波数が下がっていってしまう欠点があった。

■Intel Turbo Boost Max Technology 3.0

3代目にして最新のターボ・ブースト・テクノロジー。「2.0」の欠点を克服し、負担が掛かっているコア数が増えても最大周波数まで上がるようになった。また、全コア稼働時でも1コアだけ他のコアよりもさらに高クロックで動作をさせることが出来る。

キャッシュ(キャッシュメモリ)

ここで言うキャッシュ(キャッシュメモリ)とはCPUが内蔵するメモリのことで、PCパーツとして別途搭載するメインメモリとは異なるものです。
キャッシュメモリはCPUとメインメモリの“仲介役”で、メインメモリよりも容量はとても少ないですが、その分処理速度は非常に高速です。
CPUはメインメモリに蓄えられたデータを受け取って処理していくのですが、処理効率をアップさせるために頻繁に使うデータはキャッシュメモリに蓄えておき、すぐに取り出せるようにしてあるのです。
キャッシュメモリは1次キャッシュ(L1)、2次キャッシュ(L2)、3次キャッシュ(L3)と複数で構成されている場合もあり、数字が若いほど高速ですが容量も少なくなります。
また、高性能なCPUになるほどキャッシュメモリの容量は大きくなるので、処理速度が早くなります!

TDP(熱設計電力)

TDPとはThermal Disign Powerの略で、日本語で「熱設計電力(熱設計時消費電力)」と訳されます。
つまり、TDPはCPUがフル稼働した時に想定される最大放熱量を数値で表したもの、ということになります。
単位に「W(ワット)」が使用されるため、TDP=消費電力と勘違いしてしまっている人も多くいますが、あくまでTDPは放熱量のことで、実際のCPUの消費電力とは数値が異なってくるのでご注意を!
TDPの数値が大きいか小さいかを確認することで、そのCPUにはどれだけの冷却性能を与えなくてはならないか、という判断の基準となります。

HT(ハイパー・スレッディング・テクノロジー)

すでに「スレッド」の解説でもご説明していますが、HT(ハイパー・スレッディング・テクノロジー)とは1つのコアを擬似的に2つであるように見せかけ、2つの作業を同時進行させることができる技術のことです。
同時に作業できる分、処理速度を約2~3割ほど上げることができ、高性能なCPUに搭載されることが多いです。

内蔵グラフィックス(オンボードグラフィック)

ここで言うグラフィックスとは、CPUに内蔵されたグラフィック機能(オンボードグラフィック、または内蔵グラフィックスと言う)のことです。
CPU自体にグラフィック処理の機能があらかじめ搭載されているので、PCパーツのグラフィックカード(ビデオカード)を別途PCに搭載しなくても、モニターに映像を出力させることができます。
グラフィックカードと比べるとオンボードグラフィックの方が処理能力は劣りますが、一般的な事務作業やメール、インターネットサーフィンぐらいの用途であれば充分事足ります。
逆にオンラインゲームをしたり画像や映像編集の仕事をしたりするのであれば、グラフィックカードを用意することが必須となります。

製造プロセス(プロセスルール)

ここで言う製造プロセス(プロセスルール)とは、CPU内の回路(電流の通路)の線の幅のことです。この回路の線幅が小さければ小さいほど、同じサイズのCPUでもより多く回路を詰め込むことができるので、速度性能がアップします。
また、回路の線幅が小さくなれば同じ性能のCPUでも小型化することが可能になり、消費電力や発熱を抑えることができます。
現在、最新の製造プロセスは「14nm(ナノメートル)」です。これは、髪の毛の太さ(およそ0.1mm)と比べると約1/7,000の太さになります。(※1nmは1mmの百万分の1の大きさ)
もうちょっとわかりやすく解説してみると、製造プロセスが14nmのCPUのチップの大きさは122.4mm2なので、例えば回路を5mmのボールペンで書くとすると、同じ性能にするためには東京ドーム約467個分の面積が必要となります。
こうして考えてみると、あんなに小さいCPUの中にそんなに膨大な回路が配線されているなんてびっくりですよね…!
《Intelの製造プロセス》
  • 第1世代・・・32nm
  • 第2世代・・・32nm
  • 第3世代・・・22nm
  • 第4世代・・・22nm
  • 第5世代・・・14nm
  • 第6世代・・・14nm
  • 第7世代・・・14nm+
  • 第8世代・・・14nm++

ソケット(CPUソケット)

CPUソケットとは、マザーボードのCPUを取り付ける差し込み口のことです。
CPUの種類によってソケットの形状が異なるため、必ずマザーボードとCPUは同じ規格のソケットのものを選択しないと装着することができないので注意が必要です。
《IntelのCPUソケット》
  • 第1世代・・・LGA1156、LGA1366
  • 第2世代・・・LGA1155、LGA2011
  • 第3世代・・・LGA1155
  • 第4世代・・・LGA1150、LGA2011-v3
  • 第5世代・・・LGA1150
  • 第6世代・・・LGA1151
  • 第7世代・・・LGA1151
  • 第8世代・・・LGA1151 ※第6・第7世代とは互換性がないので注意!
《AMDのCPUソケット》
  • Athlon・・・Socket A
  • Duron・・・Socket A
  • Athlon 64・・・Socket 754、Socket 939
  • Athlon X2 (Athlon 64 X2)・・・Socket 939、Socket AM2
  • Phenom・・・Socket AM2+
  • Athlon II・・・Socket AM3
  • Phenom II・・・Socket AM2+、Socket AM3
  • Reyzen・・・Socket AM4、Socket TR4


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