いろんな大きさのケースファン

ケースファンとは、パソコンケース内にこもった熱い空気を排出し、外の冷たい空気を取り込むことが目的で設置される換気扇みたいなものです。

ドスパラでは選択したパソコンのケースによって、フロント(前面)・リア(背面)・サイド(横)・トップ(上面)などの場所に、好きなようにケースファンを増設できるんです。

ドスパラのケースファンのカスタマイズ画面

上記のように、ここまで細かくカスタマイズできるのはドスパラだけ!

こういう細かい部分まで選択できるようになっているあたり、ドスパラの本気度がうかがえますよね。

ケースの項目でも若干触れましたが、今回はケースファンについてさらに詳しく解説していきます!
 

■ケースファンとは?

パソコンを使用していると、CPUやHDD、電源、グラフィックカードなどから熱が発生し、ケースの中にこもってしまいます。

その熱をそのままにしてしまうと、突然パソコンの電源が切れたり、勝手に再起動を始めたり、固まってしまったりと、パソコンを快適に使うことができなくなってしまいます。

最悪の場合、熱暴走を起こしてパソコンが故障してしまうこともあるんです。。。

そんな問題を防ぐために、ケースファンがあるのです。

基本、ケースにはフロント(前面)とリア(背面)に1つずつケースファンが標準搭載されていて、前面から外の冷たい空気を取り入れ(吸気)、背面からケース内の熱い空気を排出する(排気)という仕組みになっています。(このケース内の空気の循環をエアフローと言うよ!)

空気は暖かくなると上へ、冷たくなると下へ流れる性質があるので、低いところから高いところへ向けて空気の流れを作ると効率的に排気できます。

ですので現在販売されているほとんどのケースがフロントケースファンは下部に、リアケースファンは上部に設置されているデザインになっています。

デスクトップPCのエアフロー

ご家庭で普通にパソコンを使用する程度であれば、ケースファンはフロントとリアに1つずつで十分です。

しかし、オンラインゲームや動画編集、設計などをする人が使用するハイスペックパソコンでは、各パーツからの熱の排出量が多いため、フロントとリアに1つずつでは間に合いません。

そんなハイスペックパソコンのユーザーの方に対応するべく、さらに両サイドとトップ(上面)にもファンを設置可能にしているケースがあるのです。

サイドケースファンは、基本的に吸気用です。マザーボード全体に風を当てることができるので、ハイスペックなグラフィックカード等を搭載しているパソコンには、ぜひとも設置したいケースファンですね。

トップファンは基本的に排気用です。温かい空気は上へ上へと行く性質を利用して、パソコン上部から熱をどんどん逃していってくれます。

しかし、これはあくまでオーソドックスな方法というだけであって、場合によってはサイドケースファンを排気用にしたりすることもあります。パソコン内のエアフローのバランス次第で柔軟に対応する必要があるみたいですが、これはパソコンを自作する人の話になってきちゃいますので割愛します。。。

基本、ケースファンの数が多ければ多いほどエアフローが良くなるので、パソコンで重い処理を行う方にとってはケースファンの存在は重要です。

選択したケースの種類によっては増設できない部位もありますが、ドスパラのカスタマイズ画面では、選択したケースに応じて自動的に増設できるケースファンの部位を示してくれます!

ハイスペックパソコンに憧れる初心者さんにも優しい作りになってますね。
 

■ファンの吸気と排気の方向

ケースファンには吸気専用とか排気専用というものがあるわけではなく、ケースに取り付ける向きを変えることで、吸気用にも排気用にもなります。

ですから自分で取り付ける場合には注意が必要です。

もし間違った方向につけてしまえば、エアフローが悪くなってしまってパソコンへ負担をかけてしまいますからね。。。

ケースファンには「ファンの回転方向」と「空気の流れの方向」が示されているケースファンの向きを見極めるためには、側面に「ファンの回転方向」と「空気がどちらに流れていくか」が矢印で示してあります。

写真に書かれている「AIRFLOW(エアフロー)」が空気が流れる方向のことを示していて、「ROTATION(ローテーション)」が羽が回る方向を示しています。

ですからこの写真のケースファンは、右から左に空気が流れて、羽は上から下へ回るということになりますね。

ケースファン排気側また、これはあくまで一般的にですが、配線が飛び出ている面または中心にメーカーのロゴシール貼られている面が排気側になります。

ファンの側面の表示を見てもよくわからなかった場合は、ほとんどのケースファンがそうなっているので、この方法でも確認できますよ。

 

■PWM方式ってなんだ?

例えば夏などにはケースファンが全力で回ってくれるのはうれしいですが、冬などの寒い時期に、必要以上にファンが回ってしまうのはなんだかもったいない気がしますよね…。

そんなときに役立つのがPWM方式を採用しているケースファンです!

PWM(Pulse Width Modulation)は日本語でパルス幅変調とも言い、ファンの回転数を調節できる仕組みのことです。マザーボードのBIOS設定で制御することができます。(PWM方式に対応しているマザーボードでなければならないですよ!)

これなら「今はパソコンに負荷のかかるような処理をしてないから、ファンの回転数を下げて騒音を減らしたい」というように、状況に合わせて変更することもできます。

ファンコントローラーまた、ファンコントローラーという、ファンの回転数をもっと細かく制御できる機器もあります。これは1つ1つのファンを個別に調節できるので、こだわりたい方にはたまらない機器かもしれないですね。

 

■ベアリングとは?

ベアリングとは、羽を回転させるモーターの回転軸を支える軸受けのことで、ここの作りの違いによって種類がいくつかあります。

ベアリングはケースファンの静音性や耐久性に大きく関わってくるので、必ずチェックしておきましょう!

ボールベアリング
軸を小さいボールを利用して支え、滑らかに回転するようにしたもの。摩擦の心配がほとんどなく、また、ベアリング自体が金属でできているため、摩耗しにくくなっている。欠点はボールが転がる音がうるさいため、静音性に欠けるということ。使用されているボールが1つだけのものと2つのものがあり、2つ使用されているファンのほうが性能が良い。
スリーブベアリング
樹脂やプラスチックで軸を支えているもの。ボールベアリングよりも安価で静音性にも優れるが、精度が低く、耐久性も劣る。使用していると軸受けが摩耗してヘタってしまったり、精度が低いために最初からうまく回ってくれないものもある。
流体軸受け(ハイドロベアリング)
軸と軸受けのごくわずかな隙間にオイルなどの流体を流し込んだもの。軸と軸受けの間にオイルの層ができるため、摩耗が少なく、長寿命である。また、静音性は抜群である。デメリットは、オイルが抜けてしまうと回転できなくなるということ。値段もやや張る。

現在の主流は上記の3種類ですが、中にはボールベアリングとスリーブベアリングを組み合わせたものや、特殊な構造のものもあるようです。

自分のパソコンの使用スタイルによって使い分けたいところですね。
 

■ケースファンの大きさと厚さ

ケースファンの種類

ケースファンは、ケースの大きさや種類によって取り付けられる大きさが決まっています。

8cm角、9cm角、12cm角、14cm角などとありますが、主流なのは8cm角、9cm角、12cm角あたりでしょうか。14cm角は冷却重視の大きなファンで、中には小型のケース専用として6cm角の小さなファンもあるみたいです。

厚さは2.5cmのものが現在の主流で、スリムケース用に2.0cmという薄型のものや、風をたくさん送ることのできる3.8cmという分厚いファンもあります。

最も広く採用されているのが、12cm角で2.5cmの厚さのものです。

基本的にケースファンは大きければ大きいほど、厚ければ厚いほど冷却性能が高いということになりますよ。
 

■ケースファンのスペックを読もう!

さて、では最後にケースファンのスペックを読むために必要な用語の解説をします。

ドスパラでも販売されているCoolerMaster製のSickle Flow X BLUE Fan 120mmのスペックを下記に書き出しました。

Sickle Flow X BLUE Fan 120mm
Sickle Flow X BLUE Fan 120mm
サイズ 120 x 120 x 25 mm (4.7 x 4.7 x 1 inch)
回転数 2,000 RPM ± 10%
風量 90 CFM ± 10%
③MTBF 160,000 時間
ノイズ 19 dBA


①RPM

Revolution Per Minuteの略で、1分間に羽が何回転するかを表す単位。この回転数が多ければ多いほど風をたくさん送ることができるので、冷却性が優れていることになる。しかしその分騒音も大きくなる。
例にあげたケースファンは、1分間に2,000回転する(電力の供給量や状況によって、回転数は±10%ほどずれる)ということになる。
 

②CFM

Cubic Feet per Minuteの略で、1分間に何立方フィートの空気を送ることができるかという単位。つまり、1分間に送ることのできる空気の量のこと。ファンが大きければ大きいほどたくさんの風を送ることができる。
例にあげたケースファンは、1分間に90立方フィートの空気を送ることができる(電力の供給量や状況によって、回転数は±10%ほどずれる)ということになる。
 

③MTBF

Mean Time Between Failureの略で、使用を開始してからファンが故障するまでの平均的な時間のこと。日本語では平均故障間隔という。この値が大きいほど故障しにくいということになるが、あくまでも平均だということをお忘れなく。
ちなみに、例にあげたケースファンは160,000時間=18年もの寿命があることになる。
 

④dBA

deciBel Aの略で、デシベルエーと読む。"実際に人間が感じる音の強さ"という指標で作られた、騒音の大きさを表す単位。値が大きければ大きいほどうるさくなる。

 

ケースファンに対する疑問は解けましたでしょうか?以上、ケースファンでした!

 

 



ドスパラPC 売れ筋&人気ランキング


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1位:GALLERIA XF:★★★★★
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GALLERIA XV

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2位:GALLERIA XT:★★★★☆
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GALLERIA XT

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3位:GALLERIA ZG i7-9700K:★★★★☆
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GALLERIA ZZ


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コメント

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  • コメント (1)

    • 通りすがり
    • 2015年 10月 09日
    ケースファンにもいろいろあるんですね。奥深いなあ。

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